暮らしのヒント
住居
コンドミニアムは日本のマンションに相当し、契約書を取り交わしての複数年契約するもののため、90日以内の滞在では「サービスアパートメント」と呼ばれるキッチン付きホテルに滞在するのが良いでしょう。ホテルタイプの為1泊から宿泊が可能で面倒な契約も無く、部屋の掃除も入ります。殆どのサービスアパートメントにコインランドリーが付いているので自分で洗濯もでき便利です。一般住宅に住みたい場合はAir BnBを利用するのも良いでしょう。
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コンドミニアムとサービスアパートメントの違い
コンドミニアムを借りる場合は日本と同様賃貸契約が必要です。
項目 | コンドミニアム | サービスアパートメント |
---|---|---|
形態 | 賃貸マンション | キッチン/リビング付きホテル |
滞在日数 | 通常2年契約 | 1泊から宿泊可能 |
契約 | 契約書(英語)が必要 契約にかかる費用は自己負担 |
不要 ※但しホテルなので事前予約が必要 |
家具 | 付きの物件が多い | 付き |
修理や故障 | 個人で修理を手配 | ホテルが行う |
部屋の掃除 | 各自で掃除/ゴミ出し | ホテルが毎日/隔日行う |
支払い | 保証金等前払い | クレジットカードによる支払い |
途中解約 | 原則不可 | 可能 |
食事
多民族国家・マレーシアでは、マレー料理の他、中華、インド、日本料理を含む様々なインターナショナル料理を味わえます。特に屋台や食堂、フードコートではローカル料理(マレー、中華、インド料理)はリーズナブルな価格で気軽に頂けるので、この機会にローカル料理を楽しんでみるのも良いでしょう。主要都市には日本食レストランも多くありますが、日本より割高になる事もおおいので注意が必要です。また、外食に飽きたら食材を購入して部屋のキッチンで自炊も可能ですし、近年はデリバリーサービスも充実し、家にいながら様々な料理をデリバリーできます。
主なフードデリバリー:Foodpanda, GrabFood, AirAsia Food など
マレーシアでお酒はOK!?
イスラム教の国ですが、非イスラム教徒(マレーシア人・外国人共に)は飲酒が可能で、スーパーやコンビニでもビールをはじめとしたお酒が売られています。外でお酒を飲む場合、イスラム教徒(主にマレー人)の屋台や食堂ではお酒は提供していませんし、持込も不可なので予め注意して下さい。
交通
マレーシアでは鉄道よりバス移動が主流で、都市間は高速バスが多く運行されています。クアラルンプールと近郊はMRT、LRT(高架鉄道)、モノレール、KTM等の鉄道網と近年交通渋滞緩和策として、無料の循環バスがあり、移動には困らないでしょう。遠方へ出かける場合はタクシーではなく「Grab」と呼ばれる配車サービスが、スマートフォンのアプリを通じて手配でき適正な価格で目的地へ行けるので各都市で主流になっています。
医療
マレーシアの医療水準は高く、高度な医療を受けられます。クアラルンプールやペナン島には設備の整った私立総合病院があり、十分な治療を受けられますし、一部の病院には日本語で対応してくれるスタッフもいるので安心です。日本より物価が安いとはいえ海外では治療費も全額負担となりますので、いざという時の為に日本出発前に予め海外旅行保険の加入をお勧めします。クレジットカード付帯の保険を利用する場合、そのカードで旅行を手配していないと対象外となったり、補償内容が限定されている場合もあるので事前に確認をしてください。
通信
宿泊ホテルや一部のカフェや施設ではフリーWiFiに接続できますが、基本的に有料のネットワークに接続が必要です。比較的長めに滞在するなら、現地のプリペイドSIMを購入し差し替えて利用する方法があります。SIMを差し替えるだけなら、既存のアプリはそのまま利用が可能なのでコミュニケーションアプリを通じて日本とやり取りも可能です。プリペイドSIMのチャージ(「トップアップ」「リロード」と言います)はコンビニ等で可能です。