教育
マレーシアは教育旅行や留学先として大変人気のある国です。
修学旅行の目的地として5位にランクされ2016年には16,000人以上の高校生がマレーシアを訪れています(※)
※(公財)全国修学旅行研究協会調べ
マレーシアが選ばれる理由
多民族国家ならではの多様性(ダイバーシティ)が体験できること、レベルの高い英語環境、豊富な学習素材、また治安のよさも安心です。グローバル人材に必要な国際感覚を養うこともできます。
安心・安全な環境
マレーシアはアジア諸国のなかで治安がよく、政治面でも比較的安定した国です。複数の民族が暮らす多民族国家で、それぞれの民族が独自の文化、宗教、言語を守りつつ、互いに尊重しあって暮らしています。そのため、世界の縮小図と評される多様性のある社会になっており、私たちは街を歩くだけで、グローバルな世界を肌で感じることができます。また、経済面においては、2017年まで20年連続の貿易黒字でGDP成長率5.9%(2017年)。好調な経済成長にともない、鉄道や道路など交通インフラは整備され、ホテル施設などサービス面も充実しています。
豊かな自然環境や多民族国家ならではの豊富な学習素材
ユネスコ世界遺産の熱帯雨林をもつマレーシアは、環境保護を目的とした自然学習が充実しています。たとえば絶滅危惧種であるオランウータンの保護活動では、森や動物の保護を考えるきっかけになることでしょう。また、多文化共生を実感できるのが、町のいたるところにある宗教施設。なかでも日本であまりなじみのないモスク見学は、国際感覚として大事な宗教感を学ぶことができます。そのほか「カンポン」(村)でのホームステイ「カンポンステイ / ビジット」、同年代の学生が友情を育むことができる現地の学校訪問、交流プログラムも人気です。
英語環境がアジアではトップクラス
公用語はマレー語(マレーシア語)ですが、旧宗主国が英国であったため、英語も日常的に使われています。英語教育に力を入れていて、スウェーデンの研究機関「Education First」の調査(2018年)によると、アジアにおけるマレーシアの英語力は、シンガポール、フィリピンに次いで3位。世界全体でみると22位(日本は49位)です。留学生向けの英語教育機関を併設する大学も多数あります。ちなみに多くのマレーシア人が、マレー語と英語、そして民族によっては中国語やヒンディー語も話せるマルチリンガルです。
近くて時差は最小限、心理面でも好条件
日本からマレーシア(首都クアラルンプール)までは、直行便が毎日運行(所要は約7時間)しています。時差はたったの1時間なので、慣れない海外で身体的な負担が心配される学生たちの体力消耗を抑え、現地での滞在を充実させることができます。また、多民族の環境で育ったマレーシア人は、どんな文化的背景をもつ人でも臆せずコミュニケーションが取れるうえ、親日的な人が多く、学習面だけでなく心理面でも大変好ましい条件が整っています。
旅費・滞在費が割安
海外の教育旅行は、保護者の経済負担への配慮が欠かせません。その点、マレーシアの物価は日本の約1/3といわれており、他国と比較して、全般的な滞在コストをかなり抑えることができます。直行便が多く、航空運賃も比較的割安に手配することが可能です。また、現地の機関も日本との交流に積極的で、小学入学前の小さな子ども向けから大学生向けまで学習プログラムは多数。さまざまな年代の教育旅行が、すでに多く実施されています。
モデルコース
スタンダード4日間
1日目 | 日本発⇒クアラルンプールへ | クアラルンプール泊 |
---|---|---|
2日目 | ●午前 クアラルンプール市内見学 モスク、国立博物館 ツインタワー等 ●夕方 蛍見学 |
クアラルンプール泊 |
3日目 | 学校交流またはカンポンビジット | クアラルンプール泊 |
4日目 | クアラルンプール発⇒日本へ |
自然体験と団結力を高める5日間
1日目 | 日本発⇒(乗継)⇒ペナン島へ | ペナン島泊 |
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2日目 | ●午前 ジョージタウン 世界遺産 見学 ●午後 チームビルディング |
ペナン島泊 |
3日目 | 学校訪問またはカンポンビジット | ペナン島泊 |
4日目 | ペナンヒルでネイチャートレイル体験 ●夕方 ペナン発⇒(乗継)⇒日本へ |
機中泊 |
5日目 | 日本着 |
歴史と文化を学ぶ5日間
1日目 | 日本発⇒クアラルンプールへ | クアラルンプール泊 |
---|---|---|
2日目 | ●午前 クアラルンプール市内見学 モスク、国立博物館 ツインタワー等 ●午後 ピューター作り体験 バツーケイブ見学 |
クアラルンプール泊 |
3日目 | マラッカ1日見学 | マラッカ泊 |
4日目 | カンポンビジット ●夜 クアラルンプール発⇒日本へ |
機中泊 |
5日目 | 日本着 |
陸路で国境を超える5日間
1日目 | 日本発⇒シンガポール シンガポール⇒国境を越えてジョホールバルへ |
ジョホールバル泊 |
---|---|---|
2日目 | 学校訪問またはカンポンビジット | ジョホールバル泊 |
3日目 | ●午前 レゴランド見学 ●午後 バティック体験 伝統文化体験 |
ジョホールバル泊 |
4日目 | ●朝 ジョホールバル発⇒国境を越えシンガポールへ シンガポール市内見学 ●夜 シンガポール発⇒日本へ |
機中泊 |
5日目 | 日本着 |
資料
教育旅行に関する詳しい資料請求
マレーシア修学旅行ハンドブック
国の概要や文化・宗教・歴史のほか、政治経済、産業の情報など、マレーシアを更に深く学ぶ為のハンドブックです。
●対象
既にマレーシアへ修学旅行が決定しており、首都クアラルンプールに最低1泊を予定している学校の生徒様
●請求方法
実施期間の1年~3ヶ月前までに、学校長または修学旅行担当者様より日程表を添付の上、専用用紙にてFAX/郵送でお申し込みください。
※旅行会社からのご請求は受け付けておりません。
教育旅行のご相談承ります
実施が決まった学校への事前学習(講演)もご相談受け付けております。
その他お問い合わせは
東京支局:03-3501-8692(担当地域:北海道・東北・関東・中部(三重県含む)地方)
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