ランカウイLangkawi
大自然に包まれるヒーリングスポット、ランカウイ。マレー半島西海岸のアンダマン海に浮かび、99の島からなりたっています。貴重な地質構造が残ることから、ユネスコの世界ジオパークに認定され、太古から続く自然が保護されています。マングローブ林では豊かな生態系が育まれ、大空には優雅に舞うワシ。また、島沿岸部には世界有数のラグジュアリーなホテルが建ち、贅沢なリゾートステイを約束してくれます。島には数々の伝説が残っていて、神秘の島としても知られています。
アクセス方法
日本からのアクセス
成田、関空、新千歳、福岡から:クアラルンプールへ約7時間。国内線で約1時間。
※アジア各地での乗り継ぎでもアクセス可能。シンガポールからは直行便もあり。
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※到着が遅くなる場合は、日本出発前もしくは乗継地(KLIA)での両替をお薦めします。
(空港の両替所営業時間は22時まで)
ランカウイ国際空港から
パンタイ・チェナン、パンタイ・テンガー地区へは車で約20分、ダタイベイへは約50分、タンジュンルー地区へは約30分。タクシー移動が一般的です。
ランカウイ市内の交通手段
タクシーが一般的です。距離に応じた定額制ですので詳細は宿泊や各施設のスタッフへお尋ねください。
海路でのアクセスも可能
ペナンやタイからフェリーでアクセス可能です。スケジュール、料金はフェリーによって異なります。
▸ LANGKAWI FERRY LINE
ランカウイ ⇔ クアラ・ペルリス / ランカウイ ⇔ クアラ・ケダ
▸ LANGKAWI FERRY SERVICE
ランカウイ ⇔ ペナン / ランカウイ ⇔ クアラ・ペルリス / ランカウイ ⇔ クアラ・ケダ / ランカウイ ⇔ サトゥン(タイ) / ランカウイ ⇔ リペ(タイ)
▸ LANGKAWI RO-RO FERRY
ランカウイ ⇔ クアラ・ペルリス
島内ハイライト
ランカウイは、自然保護のために開発できる地域が島全体の35%に限られており、豊かな自然と調和したのどかな時間が流れています。また、島全体が免税特区で、アジア各国のみならず欧米からも多くの観光客が訪れています。
ジオフォレストパーク
熱帯特有のマングローブ林など地質学的に貴重な地形をもつランカウイは、島全体がユネスコのジオフォレストパークに指定されています。数億年前といわれる古い地層、マングローブ林が育む多様な生態系。神秘の島ランカウイは、3つのエリアで特徴が分かれています。
マチンチャン・カンブリアン・ジオフォレストパークThe Matchinchang Cambrian Geoforest Park
ランカウイ北西部のエリアは、東南アジア最古のジャングルで覆われています。標高709mのマチンチャン山はケーブルカーで上ることができ、深い森を抜けるとそこは絶景のビューポイント。まばゆいばかりの青い海の景色が広がっています。
ダヤン・ブンティン・マーブル・ジオフォレストパークThe Dayang Bunting Marble Geoforest Parks
ダヤン・ブンティン島南部とトゥバ島中央部一帯は、約2億5000万年以上前、ペルム紀の大理石地層が広がっています。また、処女懐妊の伝説から子宝の湖として知られるパワースポット、ダヤン・ブンティン湖があります。
キリム・カルスト・ジオフォレストパークKilim Karst Geoforest Park
ランカウイ東部のエリア。キリム川など3つの川が悠々と流れ、流域にはマングローブ林が生い茂り、多種の動物が生息する自然の宝庫です。切り立った岩山や鍾乳洞には、約5億年前のオルドビス紀の石灰岩地層が残っています。
ランカウイ・スカイキャブ(ケーブルカー)Langkawi Sky Cab
ランカウイ島の北西、マチンチャン山頂へ上るケーブルカーで、マレーシア随一の絶景スポットにいきましょう。ジャングルを抜け、到着した頂上から見えるのは、ランカウイ諸島が浮かぶ真っ青な海のパノラマビュー。晴れた日にはタイの島まで見えることもあります。ここから、さらなる絶景が広がる空中回廊、スカイブリッジに行くことができます。
運航時間
9:30—19:00 祝祭日 9:00—19:00
※水曜日はメンテナンスのため、12:00—19:00になる場合があります。
料金
大人RM85、子供RM65(2~12歳)
ランカウイ・スカイブリッジLangkawi Sky Bridge
ランカウイ島の北西、マチンチャン山頂へ上るケーブルカーで、マレーシア随一の絶景スポットにいきましょう。ジャングルを抜け、到着した頂上から見えるのは、ランカウイ諸島が浮かぶ真っ青な海のパノラマビュー。晴れた日にはタイの島まで見えることもあります。ここから、さらなる絶景が広がる空中回廊、スカイブリッジに行くことができます。
営業時間
9:30—19:00 祝祭日 9:00—19:00
※水曜日はメンテナンスのため、12:00—19:00になる場合があります。
料金
大人RM6、子供RM4(2~12歳)
※別途スカイキャブのチケットが必要です。
オリエンタル ビレッジOriental Village
ランカウイ・スカイキャブの乗り口にあるアミューズメントパークです。ゾウと散歩ができたり、セグウェイに乗れたりとアクティビティが充実。おみやげ店、レストランもそろっていて、週末は多くの家族連れでにぎわっています。
営業時間
10:00—19:00
ランカウイ・ワイルドライフパークLangkawi Wildlife Park
2,500羽以上の鳥類や150匹以上の動物が飼育されていて、それらの動物と間近で触れ合うことができます。ダチョウやアライグマ、ヤマアラシに餌をあげる、というめずらしい体験もできます。クロコダイルの餌付けショーは迫力満点です。
営業時間
8:30—18:00
料金
大人RM45、子供RM28 (3~12歳)
マスリの墓Kota Mahsuri
美しい娘マスリは、王子に見染められ結婚します。ところが、いわれのない不貞の罪をかけられ処刑に。身の潔白を証明するようにマスリは白い血を流して亡くなったそうです。彼女のお墓には井戸があり、その水で顔を洗うと10歳若返るといわれています。
営業時間
8:30—18:00
料金
大人RM17、子供RM7
クア・タウン
ランカウイ島の中心地で、島民の生活にとっても中心となる街。そのため、地元の人の日常に触れることができるのがクア・タウンの魅力です。ホテル、ショッピングモール、レストラン、地元の工芸品を扱った雑貨店などがあります。
イーグルスクエアEagle Square
フェリー乗り場の近くにある巨大なワシのモニュメント。ランカウイで人気の記念撮影スポットです。ランカウイのランとは「Helang=ワシ」、カウイとは古マレー語で「赤茶色」を意味する大理石。どちらもこの土地に古くからあるランカウイを象徴するものです。なお、ランカウイの大理石は質がよく、KLのブルーモスクでも使われています。
スプラッシュアウト・ランカウイSplash Out Langkawi
40度の放物線を描いて滑り下りるスリル満点のパーフェクト・ストーム。250リットルの水が短時間で降り注ぐエキサイティングなビッグ・スプラッシュ・キングダム。全部で12のアトラクションがあり、1日たっぷり楽しめるウォーターパークです。
営業時間
11:00-18:00 ※月・水休み
料金
大人RM75、子供RM55
(ネットで事前購入すると割引料金が適用されます)
ナイトマーケットNight Market
ナイトマーケットはローカルグルメの宝庫です。とくに毎週土曜に開かれるクア・タウンのナイトマーケットは、サテー、ビーフスープ、伝統菓子などがずらり並びます。日用品も販売しているので地元の人も多数。なお、ランカウイでは毎晩どこかでナイトマーケットが開催されているので、地元の人にたずねて、行ってみましょう。
月曜日 ウル・メラカ(Ulu Melaka)
火曜日 ケダワン(Kedawang)
水曜日 クア(Kuah)
木曜日 テモヨン(Temoyong)
金曜日 アイル・ハンガッ(Air Hangat)
土曜日 クア(Kuah)
日曜日 パダン・マシラッ(Padang Matsirat)
アイランド&ビーチ
ランカウイ島のビーチは、島北西から南側に広がっています。南西にあるパンタイ・チェナンは、おみやげ店やレストランが並ぶにぎやかなビーチ通り。北部は高級リゾートのプライベートビーチです。パヤ島は、マレーシア随一の美しい海と言われています。
パンタイ・チェナン / パンタイ・テンガーPantai Cenang / Pantai Tengah
島の南西部に位置するランカウイ島でもっともにぎやかなビーチ。とはいっても、ランカウイらしくのどかな雰囲気で、約2kmにわたって真っ白な砂浜が続いています。ランカウイの中心地クア・タウンから、タクシーで20分程度の近さです。
アクセス
ランカウイ国際空港から車で約15分
ダタイ・ベイDatai Bay
ランカウイの北西部、マングローブの熱帯雨林の森を抜けると、静けさに包まれた美しいビーチがあらわれます。白砂の海岸線に緑色の熱帯雨林のコントラストがランカウイらしい景色です。日常の喧騒が嘘のような別世界。このビーチでは、自然が奏でる音以外聞こえてこないように、モーターアクティビティは禁止。世界的に有名なラグジュアリーリゾートホテル「ザ・ダタイ」と「ジ・アンダマン」のプライベートビーチにもなっています。
アクセス
ランカウイ空港から車で約50分
タンジュン・ルー・ビーチTanjung Rhu
島の北東部にある、遠浅のビーチ。沖合には、浸食によってできたパシール島やガシン島など大小のさまざまな島々が見え、その風景はまさに楽園です。引き潮時には目の前の小島まで歩いていくこともできます。ただ、潮の流れが速いのでじゅうぶんにご注意ください。また「ルー」とは西洋松のことで、海岸線に広がる西洋松の景色が見事です。ビーチ周辺には、世界的に有名なホテル「フォーシーズンズ」、全室スイートの「タンジュン・ルー」があります。
アクセス
ランカウイ国際空港から車で約30分
ダヤン・ブンティン島Pulau Dayang Bunting
島全体が大理石でできているランカウイで2番目に大きい島。ここにあるダヤン・ブンティン湖には、既婚女性が水浴びをすると子宝に恵まれるという言い伝えがあります。泳ぐこともできます。ランカウイ島からボートで約15分です。
アクセス
ランカウイ島・アワナマリーナから船で約15分
パヤ島海洋公園Pulau Payar Marine Park
スノーケリングやダイビングに人気のスポット、パヤ島。国の海洋公園に指定されているため手つかずの自然が残り、透明度の高い海に囲まれています。ランカウイ島から高速艇で約1時間の距離にあり、ツアーで訪れるのが一般的です。
アクセス
ランカウイ島から高速艇で約50分
アクティビティ
ランカウイの自然を満喫するアクティビティを楽しみましょう。とくに“海の命のゆりかご”ともいわれる、豊かな生態系を育むマングローブを間近で見るツアーは、ランカウイでしか体験できないもの。旅一番の思い出になることでしょう。
マングローブクルーズMangrove Cruise
ランカウイの大自然を存分に味わいたいなら、マングローブクルーズがおすすめです。岸辺で暮らすサル、オオトカゲ、サイチョウ、カワセミなどを見ることができ、乗船している専門のガイドが目撃した動植物やランカウイの自然について詳しく説明してくれます。コウモリの洞窟、ランカウイを象徴するワシが雄大に空を舞う姿も見れます。
アイランドホッピングIsland Hopping
99の島々からなるランカウイは、複数の島を巡るアイランドホッピングが人気です。なかでも、ダヤン・ブンティン島、シンガ・ブサール島、ベラス・ブサール島を回るルートが人気で、切り立った島々の間を縫うように巡ります。
シュノーケリング / ダイビングSnorkeling / Diving
自然の宝庫ランカウイ。マレー半島西海岸で随一といわれる透明度の高い海が広がっているのは、パヤ島海洋公園です。体験ダイビングやスノーケリングができる浅瀬でも、たくさんの魚を見ることができます。ランカウイ島からボートで約1時間の距離です。
ウォータースポーツ
(バナナボート、パラセイリング、アクアパーク他)Water Sports(Banana Boat, Parasailing, Aqua Park)
ウォータースポーツを思いっきり楽しめるのが、2016年に開園した「パラダイス101」。島の北西部にある2.5エーカーの人口島で、バナナボート、ジェットスキー、カヤック、ジップラインなどのアトラクションが充実。入場料に更衣室やシャワー使用料が含まれているので快適に過ごせます。広々とした敷地でリラックスできるスポットです。
マングローブカヤックMangrove Kayak
ランカウイのアクティビティの1番人気は、カヤックです。カヤック初心者でもOKで、30分程度の練習後、出発。カヤックでしか入れない熱帯雨林に包まれた狭い水路をすすみます。野生動物に遭遇したり、鳥のさえずりを聞いたりと、大自然がすぐ目の前にある体験は感動もの。ツアーの時間帯によっては、満点の星空を見ることができます。
ジェットスキーツアーJetski Tour
波がおだやかなランカウイでは、ジェットスキーが気軽に楽しめます。波しぶきを浴びながら美しいランカウイの島々を巡るのは最高の気分です。ダヤン・ブンティン島でのツアーが人気で、ほかにも数か所で体験できます。
サンセットクルーズSunset Cruise
海に囲まれたランカウイはクルーズツアーが豊富。とくにサンセットクルーズが人気で、空を赤く染めながらアンダマン海に沈んでいく夕日の美しさは格別です。なかにはユニークなアクティビティ「海水ジャグジー」が体験できる船も。これは後方に取り付けられたネットに寝そべり、海流を体にダイレクトに受ける天然のジャグジー。爽快感抜群です。
ジップラインZipline
アクティブ派注目のジップライン。7段の滝が見事なテラガ・トゥジュのエリアには、12個のジップラインと3つのブリッジが設置されています。熱帯雨林の中をスリリングなジップラインで駆けぬける快感。ガイドがついているので安心して参加できます。
*一時閉鎖中
スパ
世界有数のリゾートホテルには、それぞれに一流のスパが入っています。町中のお手軽スパもレベルが高く、マレー先住民の癒しや美容の知恵をとり入れたもの、アーユルベーダ、中国の伝統医学に根ざしたものなど、トリートメントの種類は多種。また民間医療として使われてきた「なまこ水」を使った石鹸が特産で、敏感肌の方でも安心して使えます。